東西! 賑わい町座 ブログ

落語とチンドン音楽のイベント「東西!賑わい町座」のブログです

歌声姉妹「月がとっても青いから」

まいど、ぶうち古谷です。

林幸治郎と歌声姉妹」 林幸治郎=チンドン太鼓、

            仮屋崎郁子=アコーディオン、うた

            青木美香子=うた

 

「月がとっても青いから」という唄は、菅原都々子さんの名曲ですが、これを「林幸治郎と歌声姉妹」が演奏するとちょっと違うんです。青木美香子さんと仮屋崎郁子さんのダブルヴォーカルなんですが、二人ですからね、工夫してあります。その工夫がすばらしいんです。ただ同じメロディを唄ってるんではなしに、輪唱いうんですかね、ずらして唄うんです。そのずらしばかりか、メロディも変えて歌うというね、そら気持ちえーもんです。こんな歌い方は、歌声姉妹の得意技というか、ウリというか、していったらええと思うんです。林幸治郎ちんどん太鼓、ジャージ川口バンジョー、内野 真ゴロス、の伴奏もしぶく、聞きものです。

 

  とにかく、どんな歌か聴いてもらいましょう。

  平成30年9月2日 東西屋事務所にて

  「林幸治郎の芸能マニアックサロン」

    林幸治郎と歌声姉妹

     ↓

https://youtu.be/hzd-oxuEaT0

 

出演者のみなさんの紹介と私とのかかわり

出演者のみなさんと私とのかかわり

 

 

桂 花團治(かつらはなだんじ)                                                        

 

三代目 桂花團治公式ホームページ   http://hanadanji.net/

ブログ~蝶のはなみち~  http://choroku569.blog.fc2.com/

 

  1994年新作落語運動「落語一番搾り」という新作落語を発表する会で

    蝶六(当時)さんら新作落語派の噺家と作家のわれわれと新作落語を作り出すことをやってきました。

    1997年ごろ「象のひっこし」(作 ぶうち古谷)を蝶六さんに、心斎橋のカレッジボックスで口演していただいた。

 

ちんどん通信社(ちんどんつうしんしゃ)

 

  ちんどん通信社(有限会社東西屋)公式ページhttp://www.tozaiya.co.jp/

  ちんどん通信社ブログ  https://yaplog.jp/ching-dong/

 

     1994,5年頃、アメリカ村のビッグステップで観た人間ポンプの安田里美

さんの人間ポンプショー公演のときに、その前座とし出てはったんを観たんがちんどん通信社との出逢い。そのころNHKで「青空にちんどん」ドラマが放送されてた。1998年には、私が企画した「もののけ寄席~ちんどんバージョン~」に出演していただいた。2000年には中国内モンゴルでのイベントについて行った私は、通訳の女性と出会ったのが、いまの嫁ハンである。

 

 

林幸治郎と歌声姉妹(はやしこうじろうとうたごえしまい)

 

     2018年7月24日「第4回花團治の会」で、初舞台。

     ちんどん太鼓にアコーディオン、そして歌という新しいスタイル          の 音曲漫才。

     林幸治郎の名調子と姉妹ふたりのハーモニーは、とても複雑で、他の類を

     みないものでした。

 

 

 

東西!賑わい町座ってなに?

まいど、ぶうちです。

 まず、「東西!」ってのは、チンドン屋さんの口上でよくいわれる「とざい、とーざい」からきてるんです。もうひとつあります。大阪市中央区谷町6丁目に大大阪芸術劇場があるんですが、昔の町名で、西賑町というところにあって、そのお隣は東賑町でした。この二つの町名の東と西をとって「東西」としたわけです。「賑わい町座」というのは、二つの町名からとってるんです。

 で、この「東西!賑わい町座」というのは、イベント名ですが、サブタイトルを「象のひっこしの巻」をいうのを入れてるんですが、象のひっこしというか動物園の引っ越し、つまり、大正3年に大阪市天王寺動物園ができたころのお話を新作落語「象引き物語~象のひっこし~」を上方落語家の桂花團治さんに演じてもらいます。くわえて、この町を拠点に活動する、チンドン屋さん「ちんどん通信社」のみなさんにチンドンミュージックをやっていただこうと思っているわけでございます。

 

 

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象引きものがたりの素案がでてきました

20年ぐらいまえになるでしょうか、家のなかに「象引き物語(作 ぶうち古谷)」の素案みたいな文章が見つかりました。今日はそれを紹介しますね。

 

 大正3年10月15日、当時、本町の大阪府博物場の中にあった動物園(当時は動物檻とよばれてた)を大阪市が譲り受けて天王寺公園に引っ越しすることになった。他の動物は大八車にオリごとのせて運んだが、図体の大きい象だけは引っ張っていくことになった。

ところが象は引っ越しを拒否して動かなかった。

 「どうしたものか・・・」天王寺動物園の林佐市園長が頭を抱え込んだ。

 そこにあらわれたのが、天満の天神さんで毎年行われている「力くらべ大会」力自慢の男たちやら、大阪相撲の関取衆がやってきて、象を動かそうとするも、押せども引けども動かない。

 谷町に商売をかまえていた東西屋(チンドン屋)が、この象は元・サーカスの芸象だったのを聞いて「木遣り音頭」を演奏した。すると、あれほど動かなかった象が、そろりそろりと歩き出し、松屋町筋から一心寺にかけての道を、10時間かけての引っ越しは、成功した。

 が、しかし、象が動かなかったのには理由(わけ)があった・・・

 

というような物語なんです。

 

新作落語「象引き物語・象のひっこしの巻」とは?

まいど、東西!賑わい町座のブログ管理者の ぶうち古谷 です。

 

平成30年9月22日(土)開催します、「東西!賑わい町座」は、サブタイトルがついてまして、「象引き物語・象のひっこしの巻」といいます。

 

「象のひっこし」という新作落語は、桂花團治さんが演じるんですが、「なんで、ひっこしなの?」というね。そういう疑問がまずありますね。この物語は、大正3年にあった、本当の話なんです。大阪の話です。天王寺動物園が誕生したころの話です。

 

当時は、動物園はいまの天王寺区にあるんではなくて、東区(いまは中央区ですが)にあったんですが、とある事情がありまして、動物園がまるごと引っ越しすることになったのです。象をはじめ、ライオンやら猿やらヘビやらと、たくさんの動物たちがいっぺんに引っ越しするんですからね、そら大変ですわ。そんな大変な、スッタモンダを物語にしたのが「象引き物語・象のひっこしの巻」というわけです。

 

ぞうさんぞうさん、おはながながいのね、そうよかあさんもながいのよ」(作詞 まど・)みちお) そんなかわいらしい歌どころか、なんせ、大正時代ですからね、みんなはじめてみるバケモンみたいな動物を、おそるおそるみてるというね、そらあ、怖かったと思いますよ。そんな象が、こまったことにまったく動いてくれない。おじけづいたんでしょうかね、動いてくれないことには、物語ははじまらない!

 

ま、そんな話ですわ.

 

新作落語とチンドンミュージックの新しいイベントです。

まいど、東西!賑わい町座です。タイトルにありますように、この会は、新作落語「象引き物語・象のひっこしの巻」と、ちんどん通信社による古き良きチンドンミュージックをご披露するイベントであります。なんせ、はじめての会なんで、どんなもんになるかわからん会ではあるんですが、かなり面白い催しには間違いない! といいきれるものであります(ほんまかいな)。

どんな会になるか、これからおいおいと書いて行きますのでよろしくお願いいたします。